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合格者の声 左官技能士(左官作業)3級取得 田中 康太郎さん

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左官技能士(左官作業)3級取得 田中 康太郎さん(佐賀県立唐津工業高等学校)

受検するきっかけ

画像:合格者の声

 3年生の授業で1年間テーマを持って取り組む課題研究という時間があり、4月の班編成の際に「技能習得」をテーマにした班を選びました。この班は建設関連企業への就職を考える生徒が多いです。確かに建設業では様々な職種があり、実際に作業を行うことにより技能習得の難しさや面白さを知ることができると思います。なかでも私が興味を持ったのは、左官でした。左官は、自分の磨いた技術(仕事)がそのまま形になって残ることに特別な意味を感じたことでした。左官作業は実習の中でコンクリート平板作りなどで行った経験はあるのですが、道具の種類や工法などもっと詳しく知るには熟練の技を見て習得することが一番だと考えました。
 そうした中で、先生から職業能力開発協会でものづくりマイスター派遣事業があり直接実技指導を受けながら左官技能士3級を受検できる制度を知り、班の全員で受検しようと決めました。

合格に向けて取り組んだこと

 実技ではマイスターの指導の下、昨年6月までは授業時間に練習を行いました。夏休みに入ってからは、午後を左官作業の練習時間とし、連日の練習で腰や膝が痛くなりましたが検定日に向けて頑張りました。マイスターからは的確な指導をうけ、毎回上達していく過程が楽しかったです。しかし、仕上がり具合は段々と上手くなるのですが、作業時間がなかなか縮まらないことに焦りました。そこでマイスターからもう一度作業工程を詳しく説明していただき、無駄な作業や作業手順の間違いがないかチェックをしました。何とか時間内に収めることが出来るようになり、実技本番を迎えることができました。
 学科は、過去問題を何回も解きました。わからない工法や道具の名称などは本やインターネットを活用し調べていきました。過去問の他には、左官技能や新工法についても知識を深めました。学科試験の勉強をすることにより、古くから伝わる技能から最新の技能まで知ることとなり、おかげでより一層左官技能への興味が湧きました。

技能検定受検を通して得たこと

 受検までは、頭では分かっているけど手が動かない!そういう連続でした。体で覚えないと身につかないことがよくわかりました。仕上がりがうまくいかず何回もやり直していると、マイスターがサッとコテをあてました。何回もやっていた仕上がりが一発で決まるのです。マイスターの使っている道具は高くて違うからと恥ずかしながら疑いました。しかし、自分のコテでやってもらっても魔法をかけたように仕上がります。手に職をもつというのはこういうことかと目の前で体験しました。
 今回の試験はセメントモルタルの材料でしたが、実際の現場では様々な材料や施工条件があり、その中で完ぺきを求めるには相当の努力が必要なのだと思いました。日頃自分たちは指示を受けてその通りマニュアル的に行動することが多いと思います。しかし技能は体験を繰り返さないと簡単には身に付かないし、一つとして同じものはないのだと感じました。また、自分で考えて行動を起こし、手を動かすことの重要さも知りました。

今後の目標

 高校卒業後は造園土木の会社に就職する予定です。造園土木の世界でも左官作業は、様々な現場で行われると思います。技能試験を通じて、まだ現場で体験していない技術の世界に挑戦できたことは、いい経験になったと考えています。
 自分のスキルを高めるための目安となる技能は、まだまだ身についているとは言えませんが、精一杯活かしていきたいと思います。今回実技指導を行っていただいたことにより、技能のほかに色々なことをマイスターから教わりました。私たちの作業を行う数十分も前に学校に来られ、材料の準備や段取りを確認されたり、道具の手入れをされていました。時間を守る、道具を大事にする、基礎基本を何度も繰り返し身に付ける、教えすぎず自分たちで考えて行動させ我慢して見守るなど、左官技能だけでなく仕事をする上での心構えも一緒に教わりました。私も人に教え伝えていけるような立派な社会人になりたいと思いました。

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