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合格者の声 プリント配線板製造技能士(特級取得)中村 茂和さん

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プリント配線板製造技能士(特級取得)中村 茂和さん(元三菱電機エンジニアリング株式会社)

受検するきっかけ

画像:合格者の声

 私は、定年退職するまでの大半をプリント配線板製造、設計業務に従事してきました。学生時代は電子科を専攻しましたが、会社に入って初めてプリント基板を見るという初期の時代でしたので、プリント配線板についてはほとんど現場で覚えてきたというのが実情です。そして、この業務に直結した公的資格は、現役当時から現在まで、唯一「プリント配線板製造・設計」のみです。しかも中央職業能力開発協会で「プリント配線板製造・設計」技能検定制度が始まった当初は、1級と2級のみでした。私は、40歳の時に1級に合格した後、会社の業務に邁進してきましたが、技能検定を忘れかけていた頃に「特級」の資格制定を知りました。そこで俄然、受検の闘志が湧き、仲間3人でそれぞれのプライドをかけて受検しました。それが47歳の秋でした。

合格に向けて取り組んだこと

 当時、特級試験が始まって数年しか経ていなかったため、関連書籍が少なく特級技能検定の過去問は専門書店でしか購入できませんでした。この過去問に掲載されている「特級プリント配線板製造の設問と解答」を読むために、職場の仲間3人で3年分の書籍を共同購入し、回し読みで学習しました。その結果、学科は1級と比べて少し高度かつ広範囲でしたが、一発で合格できました。
 実技は、1級とは全く異なり、図面を作成せず、ほぼ学科と同様でした。しかし、当時は工程・品質管理及び人材育成・指導について、「ビデオ映像」を見て筆記解答するというもので、映像情報を見て読取判断、音声判読するという経験がなかった事から、かなり苦労しました。実技合格はさらに2年を要し、まさに3度目の正直で合格しました。時に50歳の春でした。

技能検定受検を通して得たこと

 私の業務に直結した資格の中で、「プリント配線板製造」の特級を取得することができ、自信とプライドを持つことができました。また、この資格を取得した事で、お客様と接する際の責任意識、心構えも変わりました。さらに、私達が日常的に職場で行っている「ものづくり」の現場において、技術・技能を継承することの重要性を再認識することができました。私たち仲間3人が合格した後に、会社ではプリント配線板製造が技能検定制度の「奨励資格」に指定され、年々受検者が増えると共に、合格者も増えました。また、その後に社内で資格取得に対する報奨金制度が設けられ、今や日本で最も多くの合格者を輩出する会社のひとつになりました。技術の伝承と資格取得に向け、こうした旺盛なチャレンジ精神が継承されていることに、私は何よりの喜びを感じています。

今後の目標

 定年退職後、再雇用で職種は変わりましたが、ふとしたきっかけから厚生労働省のHPで「ものづくりマイスター制度」の制定を知り、登録を申請しました。昨年9月に認定されたので、このマイスター制度に参画し、後身の育成にもうひと踏ん張りしたいと考えております。私は現在63歳ですが、「プリント配線板製造・設計実技」の検定補佐員、検定委員を通算8年行った経験を活かし、これから受検にチャレンジする若い方々の「一発合格」を目指して、勝れた指導・アドバイスができるように、自分自身も今一度勉強をし直して、研鑽を重ねていきたいと考えております。また、プリント配線板製造・設計の分野は、技術革新が激しいので、今後最新情報の収集にも力を注ぎ、若い人たちに伝えていきたいと考えております。

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