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Garage Sumida " 中小製造企業の新たな価値を創出 ~ ものづくりエコシステムの構築 ~ "

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平成29年度下半期

Garage Sumida " 中小製造企業の新たな価値を創出 ~ ものづくりエコシステムの構築 ~ " とは

Garage  Sumida " 中小製造企業の新たな価値を創出 ~ ものづくりエコシステムの構築 ~  "

○ものづくり総合支援施設(Garage Sumida)の運営を通じてベンチャー企業や研究機関等様々な業界・業種の製品開発等の活動を支援する取組。
◆墨田区というものづくりの基盤技術を持つ事業所が多く集積した地域において、アイデアはあるがモノが作れない事業者に対し、自社の人材をはじめ幅広い職種の製造ネットワークを活用して支援している点が評価された。
◆若手技術者が企画から設計、量産等、最終的には事業化まで一貫して関わることで現代のものづくりに求められる力を養い、その育成に寄与している点が評価された。
[写真:Garage Sumidaのワーキングスペース]

取組の詳細

①設計開発や加工業務に携わっているエンジニア・職人自らが、高度人財に対するものづくりサポートを行う
 2014年4月に開設し、2017年12月に機能拡張・施設拡充を行った「Garage Sumida」では、1階に先端工作機械を備えた精密板金工場、2階には業界を超えた様々なプレイヤー同士のコミュニティ形成を促すコワーキングスペースと、スタートアップ企業が入居するインキュベーションルーム、3階にはアイデアや構想をスピーディーに形にしていく企画営業・設計開発部隊を配置し、ソフト・ハードの両面で、ものづくりベンチャーや大企業の新規開発部門、研究機関を支援する。ここ最近は、個人でものづくりができる環境が整いつつあるが、本格的な製品開発や事業化を目指すステージになると、量産を見据えた設計や工作機械を用いた製造、安定した品質や納期を保証する生産管理体制がどうしても必要になる。その点、同施設では3Dプリンターやレーザーカッターなど試作開発に適したデジタル工作機器に加えて、金属加工工場に隣接しているため、本格的な設計開発・製造、製品の組立て・組込み、検証まで一貫した対応が可能である。また、製品開発には様々な加工要素・技術が必要であり、それら個別の業者選定や打ち合わせ、見積・加工依頼等には膨大な取引コストが発生する。同施設では、利用者が気軽に相談でき、区内外の製造ネットワークに繋がるハブ拠点として、製品開発を一気通貫でスムーズに進められるサポートを行っている。
②高度人材や情報が集積する東京ならではのものづくり
 「Garage Sumida」が立地する東京都墨田区は同一地域内に金属、プラスチック、ゴム、革、繊維等、ものづくりの基盤技術を持つ事業所が数多く集積し、最盛期の1970年代には、1万社を超える町工場が軒を連ねていた。しかしここ最近はグローバル化に伴う経済環境の変化や少子高齢化による後継者不足等が相まって、最盛期の三分の一以下まで事業所数は激減しており、この都心部で生産活動を継続していくのは非常に厳しい状況となっている。その一方で、東京はベンチャー企業や大企業、大学・研究機関が数多く集積し、世界に誇る先進技術を持った人材の宝庫でもあり、彼等の多くは、少子高齢化・社会福祉、医療・バイオ、エネルギー・環境問題等、社会課題の解決に向けた技術・サービスの開発に注力している。
 同施設では高度人材と社会課題が密接に交じり合う場所に、それを乗り越え、解決するための事業機会が数多く生まれることを実感しており、こうした状況をチャンスと捉え、東京都内に設計開発機能及び製造現場を両立させることで「優れたアイデアや要素技術はあるが、モノが作れない」事業者に対し、製品開発を実現するものづくり支援サービスを提供している。これこそが、都市型の新しい中小製造業モデルであると捉え、「Garage Sumida」を中心とした新たな事業創出を通じて、地域の活性化ひいては日本経済の発展に貢献していく。
[写真:株式会社浜野製作所の本社板金工場]

取組のアピールポイント・特徴・取組の効果など

①株式会社リバネスと提携したプログラム「Tech Planter」を通じた有力ベンチャー候補の発掘・育成・投資が循環する仕組み
 2014年10月より、株式会社 浜野製作所はリバネス社との提携のもと、テクノロジーベンチャーに対するインキュベーションサービスを同施設において行い、登記・活動拠点並びに初期の試作を含むものづくり技術の知見を提供してきた。2017年12月時点では、2014年のTech Planterで最優秀賞を受賞した次世代型風力発電機を開発する株式会社チャレナジー(本社:同施設内、代表:清水敦史)をはじめ、5社との支援契約を締結し、うち2社がベンチャーキャピタルからの投資を受けている。
②ものづくり支援を通じた若手技術者の育成
 従来の中小製造業は、大企業の下請けとして、QCDに適う製造技術やその管理体制に競争優位性を保つことができたが、現在はモノを生み出すに至る企画や構想段階からその後の製造を見据えたデザインや設計、加工の提案力を期待され、製造業の付加価値が「もの」自体から「サービス」「ソリューション」へと急速に変化している。そういった中で、同施設もまさにそうした付加価値を創発する役割を求められており、利用者の要求仕様をまとめ、アイデア・構想を素早く形にできる「設計・開発力及びものづくり基盤技術」が特に重要となる。しかし、このような高度要求に応えられる人材は一部の熟練技術者に限られるため、若手技術者の早期育成が喫緊の課題となっている。そのため特にベンチャー企業支援においては、若手技術者が熟練技術者と共に、初期の打ち合わせから設計・試作、出来上がった製品の検証、量産、市場投入まで一貫して立ち会う経験を積む仕組みを作り、真のソリューション力を備えた技術者を育成することで、これからの時代に求められる提案型のものづくりソリューション力を培う場となっている。
[写真:製品組立てのサポートの様子]

企業・団体の紹介

株式会社 浜野製作所

① 精密板金、プレス加工・金型製作を基盤技術とした金属加工業 ② これまで培ってきたものづくりの知見と経験を生かした産官学金連携事業や、ものづくりベンチャーの製品開発、経営支援の実績 ③ お客様のアイデアを形にする設計部隊

所在地
〒131-0041
東京都墨田区八広4-39-7

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