超小型モビリティを用いたプロジェクト型学習による自動車産業教育

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平成30年度

超小型モビリティを用いたプロジェクト型学習による自動車産業教育とは

超小型モビリティを用いたプロジェクト型学習による自動車産業教育

 自動車産業集積地の愛知県において、工業高校専攻科生徒が、地域企業の支援を得て自動車開発の一連の業務を経験することにより、地場産業の後継者育成を行う取組。

取組の詳細

 2016 年から2017 年度の取り組みでは、2050 年の自動車社会を想像し、近い将来に実用化されるであろう自動車の形をTMS(東京モーターショー)2017 にて『コプラス』として発表した。その後、2018 年度入学の生徒たちが活動を引継ぎ、実用化に向けて、先進的なシステムを有した公道走行が可能な実証実験モデルTRE-Ⅲの開発を行った。 今後、実用化(市販化)の提案を外部に向けて行う予定である。
 またTRE-Ⅲにて得た技術や知識を活用し、将来的に必要となってくるであろう「月面ローバー」と「超小型モビリティ」を複合したコンセプトモデルTRE-Ⅳの開発を通して、アイデアや考え抜くための力を育成し、活動の集大成としてTMS2019にて発表を行う予定となっている。

取組のアピールポイント・特徴・取組の効果

 本取組は地域企業23 社200 人以上の協力を得て実現することができている。
 生徒たちは、多くの企業人と接することでコミュニケーション能力が向上し、社会人としての振る舞いを学ぶことができている。

企業・団体の紹介

愛知県立愛知総合工科高等学校専攻科

 2016年4月、愛知県における“ものづくり人材“育成の中核拠点として、愛知県立愛知総合工科高等学校を設立。本校には、本科(全日制3年課程)と高等学校卒業者を対象とした専攻科(全日制2年制課程)を設置。専攻科では、機械、電気に関する高度な技術・技能を取得し、「ものづくり愛知」の次世代を担い、生産現場の牽引役(リーダー)となる人材の育成に取り組んでいる。

所在地
〒464-0808
愛知県名古屋市千種区星が丘山手107

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