熱絶縁施工技能士
職種内容
熱絶縁は、熱の放散を少なくする保温と熱の浸入を防ぐ保冷があります。オフィスビル、マンションそして工場などの建物の中には、冷暖房設備や各種の熱搬送設備などがあります。それらの機器、配管などの熱の損失を防ぐため、各種の保温保冷材を加工して取り付ける工事が熱絶縁工事で、省エネルギー、地球温暖化対策として、今後益々重要な役割を担うこととなります。「熱絶縁施工職種」は、熱絶縁工事の施工を行う仕事を対象としています。
● 職業を知る 仕事内容・就く方法・労働条件などを知ることができます。(ハローワークインターネットサービス) ■ 保温工 |
試験実施スケジュール(平成30年度)
- 試験実施スケジュールは、前年度の3月上旬頃に公表されます。
- 「期間実施」の試験は、都道府県職業能力開発協会が定めるいずれかの日に実施します。
- 「期間実施」以外の試験は、全都道府県が同一日程で試験を実施します。
作業名 | 等級 | 学科試験 | 実技試験 |
---|---|---|---|
1.保温保冷工事作業 | 1・2級 | 9/2(日) | 製作等作業試験:期間実施(前期6~9月) |
2.吹付け硬質ウレタンフォーム断熱工事作業 | 1・2級 | 9/2(日) | 製作等作業試験:期間実施(前期6~9月) |
学科試験概要
学科試験は、共通科目のほか、作業ごとに定められた選択科目を受検する必要があります。
詳細は、試験細目を参照してください。
学科試験 | ||
---|---|---|
共通科目 | 1.熱絶縁 2.関係法規 3.安全衛生 |
|
選択科目 (作業名) |
1.保温保冷工事作業 | 保温保冷施工法 |
2.吹付け硬質ウレタンフォーム断熱工事作業 | 吹付け硬質ウレタンフォーム断熱工事施工法 |
実技試験概要
実技試験は、製作等作業試験、判断等試験及び計画立案等作業試験のいずれか、又はそれらの組み合わせにより実施されます。受検の際には、最新の試験情報を確認してください。
(試験概要は、前期職種は3月初旬頃、後期職種は9月初旬頃に公表されます)
1.保温保冷工事作業
等級 | 区分 | 内容 | 試験時間 |
---|---|---|---|
1級 (H30前) |
製作等作業試験 | 呼び径100Aの水道用硬質塩化ビニル管等で製作された試験台及び鋼管エルボに押出法ポリスチレンフォーム保温筒、ロックウール保温帯、けい酸カルシウム保温筒、溶融亜鉛めっき鋼板等を使用して、熱絶縁作業を行う。 | 標準時間:4時間30分 打切り時間:5時間 |
2級 (H30前) |
製作等作業試験 | 呼び径100Aの水道用硬質塩化ビニル管等で製作された試験台及び鋼管エルボに押出法ポリスチレンフォーム保温筒、ロックウール保温筒、ロックウール保温帯、けい酸カルシウム保温筒、ステンレス鋼板等を使用して、熱絶縁作業を行う。 | 標準時間:4時間 打切り時間:4時間30分 |
2.吹付け硬質ウレタンフォーム断熱工事作業
等級 | 区分 | 内容 | 試験時間 |
---|---|---|---|
1級 (H30前) |
製作等作業試験 | 試験台の施工部(折板及びベニヤ)に硬質ウレタンフォーム吹付け発泡作業を行う。 | 標準時間:1時間20分 打切り時間:1時間40分 |
2級 (H30前) |
製作等作業試験 | 試験台の施工部(ベニヤ)に硬質ウレタンフォーム吹付け発泡作業を行う。 | 標準時間:1時間 打切り時間:1時間20分 |
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